三人の手で、百年を超えていく。
菅屋の未来を担う、三兄弟職人インタビュー
老舗の味は、血ではなく
“志”で継がれる。
同じ家に生まれ、同じ店で育った3兄弟。それぞれが和菓子職人の道を選びました。
けれど、目指す和菓子のかたちは同じではありません。
伝統を守る者。
技を磨く者。
新しさを生む者。
三人三様の想いが重なり合い、この店の“未来の味”がつくられていきます。
菅井3兄弟 特別インタビュー
この度、菅屋の未来を担う3兄弟にインタビューを行いました。
日々の和菓子作りの中で切磋琢磨し、職人を目指す3人の想いとは。
是非ご覧ください。
菅井和晴(長男)
菅井勇輝(次男)
菅井大器(三男)
長男/和晴
「こだわり続ける職人。」
自己紹介
僕は、好きなものに対してとことん突き詰めたいタイプです。なんでこうなるのか、理由を知りたくなる。
カメラもそうで、撮影から編集まで全部自分でやっています。
気づけばYouTubeも6,000人以上の方に見てもらえるようになりました。
和菓子も同じで、“ただ美味しい”だけじゃなくて、「なんか一味違う」と思ってもらえるものを作りたい。
小さいころから店の手伝いをしてきて、気づけばこの仕事が当たり前になっていました。
この店で働くことに決めた
きっかけや想いは?
小学生のころから見てきた日常の景色で、
最初は卵を割ったり、粉を混ぜたりの手伝いから始まって、
高校生でバイトになり、自然な流れで、お菓子を食べて喜んでもらえる、
それが嬉しくて、この仕事を選びました。
自分の未来と菅屋の
未来について
これからは、
「美味しい和菓子といえば菅屋」って
全国の人に言ってもらえるようにしたいと思っています。
「美味しいお菓子は、人の心を和らげる。」
和菓子作りの意気込みや熱量は伝わると思っていて、
「一味違う」と言われる和菓子作りをしていきたいです。
次男/勇輝
「静かに支える職人。」
自己紹介
僕はどちらかというと、冷静に考えて動くタイプです。
兄と弟が賑やかなので、ちょうどいいバランスかなと思っています。
車やアニメに没頭する時間が好きで、
一人で集中する時間も大事にしています。
この店で働くことに決めた
きっかけや想いは?
高校3年のとき、進学するか店に入るか本気で悩みました。
最後に考えたのは、
「おじいちゃんとおばあちゃんが喜ぶのはどっちか」でした。
それで、この道を選びました。
和菓子があれば、場が和む。そんな存在だと思っています。
三兄弟であることの強み、
目指す職人像は?
三兄弟で働いていて良いのは、遠慮なく意見を言い合えること。
お互いの強みが分かっているから、自然と補い合えるんです。
兄は、なんやかんやで頼りになる存在。
弟は、日常から頼りになる存在です。
これからは技術をもっと磨いて、
誰からも見本にされるような職人になりたい。
「あいつがいれば大丈夫」
そう思ってもらえる存在を目指しています。
三男/大器
「場をつくる職人。」
自己紹介
僕は基本、明るくてポジティブな性格です。
ムードメーカーってよく言われます。
会長につけてもらった自分の名前も気に入っています。
音楽ライブに行ったり、カフェに行ったり、
人が集まる場所が好きです。
あなたにとって和菓子とは?
和菓子は、僕にとって生活の一部みたいなものです。
「菅屋の者です」って言ったときに、
知ってもらえていることが嬉しくて、
この店の一員で良かったと感じます。
小さいころからの夢は、ずっと変わっていません。
和菓子職人になることでした。
三兄弟であることの強み、
将来の夢は?
兄弟だからこそ、言いにくいこともはっきり言える。
それが仕事ではすごく大事だと思っています。
お兄ちゃん(長男)は、仕事への熱量がすごくて尊敬しています。
真ん中のお兄ちゃんは、職人としてのプロ意識がすごい。
自分も負けてられないなって思います。
将来は、菅屋を活かしながら、自分の店も持ちたいと思っています。
和菓子をもっと身近に感じてもらえるような、カフェみたいなお店をやりたいです。
和菓子の未来を、もっと自由に。
和菓子は、昔からあるものですが、決して“変わらないもの”ではないと彼らは言います。
和菓子は時代に合わせて、少しずつ形を変えながら、人の心に寄り添ってきたもの。
だからこそ、もっと自由でいい。
若い職人が挑戦して、新しい和菓子をつくっていく。
今回のインタビューを通じて、そんな未来を、彼らはきっと作っていくだろうと感じました。
菅屋・代表 輝和インタビュー
息子3人と共に和菓子作りに励む、父の想いとは
3兄弟が店で働いてくれていることについて、
自分もそうやったけど、小さいころから店の中で宿題していたし、
卵割りや粉混ぜして手伝いをしていた。
息子たちも小さいころから、お小遣いが欲しかったら店を手伝うが日常だったし、
全員、将来はおじいちゃんとお父さんと一緒に働く!って言うてた。
誰が言うてたか忘れたけど、「将来、俺は菅屋になる!」って言うてました。
今は、毎日家族みんなで働けてることが楽しくて仕方がない。
ディズニーランドに行くより楽しいですね。
菅屋山本店にて、会長、社長と。